牧ノ戸から猟師山(1423m)・合頭山(1384m)

【前書き】
 天気予報を見ると気圧配置はあまり良くなかったが、日曜は晴れになっていた。久々に九重の夜間登山に行ってみるか!という訳で土曜の夜9時半に家を出て、鳥栖回りの高速で牧ノ戸峠に0時前着。2時半に目覚ましをセットして寝るが寒い。常に車に積んでいる毛布3枚のうち、一番上にあった赤ちゃん用の毛布を被って寝る。最初は星が見えていたのに、2時半に起きてみると周囲はガスで覆われている。眠いし、夜間登山はあっさり中止。
 5時頃から天気がどうなるか見ていたが、ガスが段々晴れてきたので、南の駐車場に車を移動して猟師山と合頭山に登ることに。

【年月日】’09.8.23(日)
【コースタイム】牧ノ戸峠西駐車場(6:05)→合頭分れ(6:40) →猟師山(6:55)→合頭分れ(7:15)
          →合頭山(7:45)→駐車場(8:07)
【同行者】単独

【写真と解説】


 写真の中段左端に見える施設が牧ノ戸峠です。
 牧ノ戸峠から道路を西に500m位下ると駐車場があります。写真左手前の道路脇が広くなっている場所です。
 そこから西の方に見える丘がここです。25000分の一地形図の1383mピークです。
 九重はまだガスの中、もし夜間登山をしていたら道に迷った上に日の出も見れなかったでしょう。しかし、隣の車は夜2時過ぎに登山に出発していたけど、どうだったのか。


 段々晴れてきました。空気が澄んで、比較的遠くまで綺麗に見えます。
 残念ながら南の阿蘇方面はまだ雲の中です。


 猟師山から引き返してきて、牧ノ戸側から最初に登った1383mピークに今から登り直します。
 この時点で登山靴の中は水浸しです。最近、登山靴の皮に防水クリームを塗っていないので靴皮の表面は水を弾くことなく、完全に水に濡れています。スパッツもしていなかったので草の露でズボンがびしょ濡れ。そのズボンの濡れが、靴下に移動して、靴の中へ。朝一登山はヤバイのです。
 カヤが凄いでしょ。掻き分けながら、濡れながら進むのです。


 奥の丘が合頭山です。見た目は綺麗ですが、歩いて特に楽しい訳でもなく。距離があるわけでもなく。
 小さな子供と一緒に弁当を食べに来るのは良いかも。
 このカメラ、ちょっと曇っている位が緑の色が綺麗に撮れます。


 サイヨウシャジンか、ツリガネニンジンか、分かりませんが咲いていました。


 ママコナもたくさん咲いていました。


 マツムシソウです。


 一目山です。双眼鏡と地形図があれば、山座同定も楽しいのですが、今日は夜間登山のつもりだったので何も持って来ていません。
 体慣らしには良い山行でした。

【後書き】
 前回、九重森林公園側から猟師山に登った時は雨後の露に悩まされたのですが、今日も露で登山靴の中は水がジャブジャブ。これだけ水が靴皮を通して浸み込むはずが無いので、ズボンの裾の濡れから浸み込んだとしか考えられません。スパッツを着けるのを惜しんだばかりになんてこった。皆さんも気をつけましょう。因みに今日はズボンが合成繊維で、靴下が保水性の良い木綿だから最悪です。

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